BUSINESS CASE STUDY
Case.1
Answer
P&G歴史上最大規模の事業再編において、日本のプロジェクトリーダーを担当した際の経験です。
私の任務は、日本で再編対象となった事業群を、その他の事業群から切り離しひとつの会社として独立させることでした。この任務での成功は、独立させた会社が、初日から単独で事業運営ができることでした。皆さんが想像する典型的な事業再編というのは、すでに存在する会社の人的資源含む資産がそっくりそのまま、他の法人へ統合させるケースかもしれません。
今回は、移管する事業群のうちひとつの事業に関しては、全てのファンクションの担当者がP&Gの再編対象外の事業群と一緒に担当しており、専任の担当者が一人もいない、という状況でした。1年以内に、再編対象事業のみを運営する組織を立ち上げなくてはなりません。あなたならどうしますか。
Case.2
Hint! Answer
中国パーソナル・クレンジング事業部は固形石鹸、液体ボディソープの2つの事業ポートフォリオを持っています。P&Gはいちはやく中国市場に進出し、固形石鹸市場でナンバー1の市場シェアを確立していました。ところが近年、収益源の固形石鹸ビジネスは、市場の飽和による売り上げの伸び悩みと原材料費の高騰による収益性の悪化に直面しています。過去には値上げを試みたこともありましたが失敗に終わり、値上げは事業部内でのタブーです。
一方液体ボディーソープ市場は急成長中です。しかしこの市場では1位のP&Gと2位の競合のシェアは均衡し、激しい競争が起こっています。P&Gはボディーウォッシュ市場で徐々にマーケットシェアを失い、結果売上・利益ともに伸び悩んでいました。事業部全体の売り上げと収益を再び成長軌道に乗せるため、あなたなら、この二つのポートフォリオにどういった役割を設定しどういった戦略を立てますか?
Case.3
Hint! Answer
アジアの通貨危機が叫ばれた年、販売費や人件費、研究開発費などのアジア全体の次年度予算を設定する担当者は困っていました。アジア全体を覆う経済危機や行く末の見えない為替動向などのために売上目標の設定が困難となり、売上に見合う予算の設定ができない状況だったのです。さて、担当者はどのようにこの困難を克服したのでしょうか。