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人物写真 Case.1
わたしはこうした!
私がとったアクションは3つです。

1.各ファンクションの必要人数の設定
まず、事業を単独で運営する必要人数と業務内容を特定しました。当時、対象事業に携わっているファンクションごとの人数、それぞれの業務内容と所要時間から必要人数をHRと共同し割り出しました。また、製品を取り扱う上で法律上必要な業務・人員はいないかを確認したことで、漏れ抜けのない組織を完成することができました。

2.必要なシステム・データベースの構築
また、独立した業務の運営に必要なのは“人”だけではありません。全世界共通のシステムは米国本社の再編チームが担当していたのですが、日本独自に利用しているシステムに関しても、必要不可欠なシステム・データベースを洗い出し、構築しました。今回の移管は世界各国で起こったことですが、国ごとに保有しているシステムまでカバーできたのは、唯一日本だけでした。当時、存在していたシステムやデータベースは、膨大でしたが、その中でもなかったら業務が滞るもの、あったら便利なもの、強いては実はもはや誰も使っていないものと多岐に渡りました。時間が限られている中で、すべて存在するシステムを一から構築することはできません。本当に必要なものを選りすぐり、同様のシステムを構築することで、初日から業務が円滑に進むような手はずを整えました。

3.お得意先様・お取引先様への入念なコミュニケーション
最後に、お得意先様・お取引先様への案内も綿密に計画しました。どんなに完璧な組織が社内で完成したところで、お得意先様・お取引先様と協力しなければ、販売プランをつくることも製品を出荷することもできません。営業チームと共同し、移管に伴う変更点を適切なタイミングで案内したことで、混乱は最小限に抑えられ、世界的にもBest In Classの移管を達成することができました。
Point!
非常に限られた時間の中で、本当に必要かつ重要なものを判断し迅速に遂行することが求められます。 プロジェクトを俯瞰的にとらえ、各任務の意義を理解し、その成功の定義と条件を明確化することで、どんなに困難や不慣れな状況でも目標を達成することができます。