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人物写真 Case.3
わたしはこうした!
まずはじめに新聞やシンクタンクなどの情報を基に、経済危機の全体的な影響の把握に努めました。それを踏まえて次に、特に影響が大きいと思われる国・売上の大きな国に関しては、更なる詳細な情報が必要であると考え、アジア各国のビジネスの責任者らとミーティングを持ちました。さほど経済が落ち込んでいない国や予想以上に深刻な国など、実に状況が様々であることが分かりました。さらには、P&Gファイナンス内の専門家や各銀行の担当者などに為替の動向に対する見解を求め、これらの情報を基に、各国の売上予測を立て、シミュレーションを実施。これらを基に最適の予算をマネジメントに提案・説得した結果、アジア全体で最低限の予算増に抑えつつ、最適の予算配分を果たすことができました。利益を大きく左右する、何百億円というアジア全体の膨大な予算管理。大きな視野で会社全体の利益を考え、質・量ともに適切な情報を収集し、それらをもとに深い洞察を通じて結論を導き出していく、ひいてはマネジメントを説得・リードしていくというファイナンスの醍醐味を、存分に味わうことができました。
Point!
先行きの不透明な状況における、責任の重さ、広い視野、そして詳細にも通 じる洞察力。このケースでは、経営戦略のプロフェッショナルとしてのファイナンスの能力を発揮した好例といえます。