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プロダクトサプライ(PS)という言葉はみなさんにはなじみが薄いかと思います。というのも、PSというのはP&G独自の組織体系で、一般的なメーカーでは、複数の組織(例えば、技術開発部・生産部・資材調達部など)に分かれていることが多いです。P&Gでは、PSという組織が、メーカーの根幹業務である製品供給のすべてを担っています。世界規模で全体最適を実現しているP&GのPSの考え方を紹介させていただきます。

P&G PSは世界で3本の指に入る“Global Supply Chain Master”として知られています。原材料の供給からお客様の手に届くまでのモノの流れを「End to End Supply Chain」とP&Gでは表現していますが、その至るところで革新的なSupply Chainを創り上げる機会があります。それによりリーダーシップをさらに磨き、自分自身を成長させる環境が整っています。私たちはビジネスを伸張していく上で不可欠な存在として、個人としてだけではなく組織としても常に変化し続けており、今後もさらなる成長を進めていきます。


また、私たちは不可能を可能にするためのアイデアを単に見つけてくるだけではなく、そのアイデアを自ら発案し具現化することができます。高い技術力を身に付ける事により、正しい技術的見地に基づいたアイデアを導くことができます。同様に、産業・市場への深い専門知識を身に付ける事により、正しいビジネス的見地に基づいたソリューションを導くことができます。例えば製品アイデアやクリエイティブなパッケージ、革新的なサプライチェーンイノベーションといったものは、私たち技術者がまさにビジネスに求められる物を理解し、持てる技術力を駆使して具現化し、新たな価値を創造していくことで生み出されています。


● E2E Synchronization

P&Gには「End to End Supply Chian Synchronization」という言葉があります。それは、PSが非常に大きな価値を創造できる分野です。高度に同期化されたサプライチェーンは、消費者にその日その瞬間に求められているものを即座に生産・出荷し、届けることを可能にします。これを実現するにはPS 全メンバーの高度な技術力、リーダーシップとコラボレーションが必要不可欠です。P&Gでは、世界中にいるサプライチェーンのプロフェッショナルと仕事をする機会があり、最先端のサプライチェーンに関する知識とスキルを身につけることができます。ぜひ、一緒にサプライチェーンの未来を創っていきましょう。

● Automation

高品質な製品を提供し続け、消費者の皆さんを幸せにすることによりP&Gは市場での優位性を保つことができます。また安定したサプライチェーンを構築することにより、より良い製品を手に入りやすいコストで消費者の皆さんに届けることができます。この高品質と安定したサプライチェーンを成し遂げるためにオートメーションは不可欠な要素です。P&Gにおけるオートメーションの定義は最新の技術を導入することだけにとどまらず、いかに消費者/マーケット/産業界の情報を融合して最良の解決策を見つけ出すか、ということを意味します。

● Digitization

将来のサプライチェーン・ネットワークの鍵はデータマネージメントです。P&Gはサプライチェーン・ネットワークのデジタル化において世界の消費財業界をリードしています。我々の生産システムやイノベーション開発を、消費者、購買者、顧客、サプライヤーとデジタル化を経てデータ統合し、より革新的なサプライチェーン・ネットワークを実現するために、我々はAI技術も含めデジタル化に大きな投資を行っています。ぜひ、このデジタル化の変革をリードしていきましょう。

● Eco-System

私たちPSは、外部ビジネスパートナーの能力・特性を最大限に活用し、社外のアイディアやイノベーションを社内プロセスに融合させること、”社内外を繋ぎ・調和させた“エコシステム(ビジネス生態系)”を創造できるユニークな立場にいます。
“エコシステム”を実現するには、深いビジネスへの理解と、社内ビジネスリーダーや外部パートナーに強く影響を及ぼすスキルが求められます。難しい問題解決の為の適切な“エコシステム”を構築することで、コストやキャッシュの改善に限らず、ビジネスの為に迅速にイノベーションを起こす事、また、私たち自身のより大きく成長することができます。

● Sustainability

持続可能性(サステナビリティー)はPSだけではなくP&G全体の課題です。PSとしては工場の運営においてサステナビリティーに貢献することを最重要課題のひとつと位置づけています。たとえば日本国内にあるP&Gの工場はすでに埋立処理ゼロを達成しています。CO2排出量やエネルギー消費量について毎年削減目標を達成しているだけではなく新規設備導入にあたっては持続可能性を考慮したデザインを追求します。また、水環境の保全にも積極的に取り組んでいます。2017年には「環境フェア(群馬県高崎市主催)」にて水の大切さを学べる環境教室を実施し、市民一人ひとりに環境への意識を高めてもらおうという活動を進めました。