先輩社員について

滋賀工場から各国の消費者へ、世界をつなぐ役目を担う
滋賀工場から各国の消費者へ、世界をつなぐ役目を担う

滋賀工場から
各国の
消費者へ、
世界をつなぐ
役目を担う

竹内 啓子

Takeuchi Hiroko

滋賀工場 品質管理部 品質管理 Compliance Owner
大阪女学院短期大学 英語科卒
1995年入社

SK-Ⅱを愛する世界の人のため、適正な品質保証システムを整える

現在担当しているのは、コンプライアンスといって、法規制に合った品質保証システムを整える仕事です。私たちの工場で作っている化粧品『SK-Ⅱ』は世界で愛されている製品。ということは、日本の法律はもちろん、各国の法規制にも合ったものでなければならないんですね。

規制は国によってそれぞれ違います。たとえば、UVケア製品は日本では化粧品ですが、アメリカでは「皮膚がんを防ぐ」ということで医薬品扱い。よりいっそうの厳しい基準が求められます。輸出先は何カ国かありますが、各国の担当者と連絡を取り合いながら、それぞれのに合致した品質保証システムを保持できるよう、体制を整えています。

各国の担当官が滋賀工場に査察に来ることもあります。もちろん社内メンバーと一緒に事前にしっかり対応しておくのですが、ときには不十分との指摘を受け、工場内外の各部署と相談しながら相手の要求に合わせていく場合も。数カ月ほどかかることもありますが、無事認証を受けたときの達成感はひとしおです。

とくにアジア各国では『SK-Ⅱ』は大変な人気。国の基準をクリアすることは、待ってくれている方たちに確実に製品を届けるためにも、重要な役割だと思っています。

理解してくれる周囲のおかげで乗り越えた退職の危機

実は私は一度P&Gを退職しかけているんです。短大で英語の勉強をして、20代の後半でP&Gに転職、最初は神戸の本社で英語書類の作成などをしていたのですが、結婚して滋賀に転居し、子供も生まれて通勤が難しくなってしまったんですね。悩んだ結果退職を決意したのですが、挨拶に行った先でたまたまアメリカ人の元上司に声をかけられ、「本当は退職したくないんです」と話したら、彼が滋賀工場に掛け合ってくれたんです。工場長も退職願の取り下げに動いてくれて、最終的にはここで働けることになりました。こんなふうに、社員が本当はどうしたいのかを理解して解決に動いてくれるところは、とてもこの会社らしいところ。先日、中国に出張に行ったとき、エレベーターで偶然その元上司と再会し、思いきり感謝の気持ちを伝えてきました!(笑)

結婚や出産の際の選択は、とくに女性には気になる点だと思います。でも、そうしたときに助けになる制度が整備されているのもP&Gのよさの一つです。私も、今は国内外を問わず出張する機会がありますが、子供が小さいときは時短勤務で乗り切るなど、仕事を続けていくための各種制度は本当に充実していると思います。

相手に合わせた柔軟コミュニケーションで後輩を育てたい

現在のもう一つ重要な役割が「キーユーザー」という役割。世界のP&Gで使われているコンピュータ上のシステムなどを工場に導入する際、海外でトレーニングを受けてきて皆さんに伝えるという仕事です。誰もが学びやすく、苦労なく使いこなせるようトレーニングメニューを作るのですが、その際必ず行うのは、いろいろな部署の方に希望を聞いて回ること。海外とのやり取りも工場内のやりとりも同じで、まずは相手に合わせたコミュニケーションが大切なんですね。

自分の役割を引き継げる後継者を育てていきたいと思っています。それも、どうやって教えるかはその相手次第。相手がしてほしいことを理解したうえで、それに合うコミュニケーションを心がけたいですね。最後は「竹内さんに教えてもらってよかった」と言っていただければ嬉しいな、と思っています。