先輩社員について

少しでも早く製品を届けるためなら、新入社員にでも教えを請う
少しでも早く製品を届けるためなら、新入社員にでも教えを請う

少しでも早く
製品を
届けるためなら、
新入社員にでも
教えを請う

外山 博行

Toyama Hiroyuki

明石工場 パンツサプライチェーン チームリーダー
兵庫県立農業高等学校卒
1989年入社

「世界で初めての生産ライン」を、自らの手で開発しました

現在私は、1つのシフト約50人全体の人員配置を考えるプロダクションリーダーという役職を兼務しつつ、開発ラインのシフトチームリーダーを務めています。開発ラインとは、新製品の製造プロセスを作り上げるためのラインのこと。最近は、2017年発売された新製品、「新パンパース 肌へのいちばん」をつくるラインの開発に取り組みました。

製品をうまく作るためには機械の調整が必要です。とくに「肌へのいちばん」は柔らかい製品なので調整も難しい。原料についても、メーカーに改善をお願いしてよりよいものを用意してもらう必要があります。そうした積み重ねを経て、ここ明石工場で完成した新しいラインが、今、世界中の工場で使われていることに誇りを感じます。

思えば、若手時代から新製品のラインを数多く経験してきましたが、最初は思うように動かないのが、テストを重ね、うまく作れるようになるのは面白いんですよね。新製品用のライン開発は一筋縄でいかないことの方が多く苦労も多いですが、つい夢中になってしまうんです。

リーダーも1人の仲間。わからないことはなんでも聞く

僕が新入社員 に仕事を教えるときに意識するのは、まずやってみてもらうこと、そして急がせないことです。時間に余裕のあるタイミングを活用して、最初はゆっくりでいいからとにかくやってもらい、どこが先輩と違ったのかを考えてもらう。数回繰り返せば、必ず時間は短縮できます。こうして新人が早く仕事を覚えてくれたら、リーダーも楽なんですよね(笑)。

一方で僕のほうも、知らないことはすぐ教えてもらうよう心がけています。最近、ロボット検査が導入されたのですが、そんなところへ入社してきたのが、たまたま前職でロボット関係の仕事をしていた人。そうとわかってからは、ラインの作業は僕が教えるけれど、ロボットのことは彼に教わるという毎日です。リーダーであろうと、30年近い経験があろうと、分からないことを分からないと言うのは恥ずかしいことではない、むしろ、そのことがよりよい結果を生むというのが僕たちの文化なんです。

壁を作らず話すのは、よい製品を早く届けたいから

同じ製品課の社員はもちろん、通常つながりのない部署の人に助言を乞うこともあります。おかげで「外山なら何か情報を持っている」と思われているらしく、いろいろな人からアドバイスを求められるようになってしまいました(笑)。

そうやって壁を作らず、誰にでも話を聞くのは、一刻も早く問題を解決したいからです。僕たちの仕事は「作って」こそ。製品を待っているお客様のために、自分たちでできることは自分たちで何とかしたいと考えています。とくに、ここで作っているのは赤ちゃんの肌に触れるもの。僕も親なのでわかりますが、親なら誰しも子供には最高のものを与えたいし、だからこそいつも最高のもの、「明石は世界一」と言われるような製品を出荷したいのです。

そして、完璧な製品は、チームの全員が力を出さなければ決して作れません。そのためにも、個々の強みを把握して活かしていきたい。学校で学んだ機械・電気・AI、ほかにもユニークな専門知識がある人は、ぜひそのことを積極的にアピールして、僕たちにもいろいろ教えてほしいですね。